築古団地が憧れの住まいに!令和流「レトロモダン」リノベで叶える理想の暮らし


かつては「古い・暗い・狭い」といったイメージを持たれていた団地。
しかし今、その団地住まいの考え方が徐々に変わって来ています。「リノベーション」の様々な手法で、憧れの暮らしを実現する住まいへと変貌を遂げている事例をよく見かけるようになりました。

今回は、兵庫県神戸市の東垂水団地、鶴甲団地など、空き家団地再生の取り組みに着目し、“令和の団地リノベ”の魅力をお届けします!

■ 新たな命を吹き込まれた築50年の団地
神戸市垂水区の東垂水住宅は、築50年以上が経つ団地。断熱材が入っておらず、結露による変色など、老朽化が目立っていました。
しかし、リノベーションによってその印象は一変します。



(引用:読売テレビニュース)

・3LDK・約63㎡のお部屋は、壁を取り払って開放的な2LDKに
・白を基調とした清潔感ある空間
・カウンターキッチンにすることで、家族とのコミュニケーションも豊かに
古き良き仕切り戸などはあえて再利用し、団地ならではの味わいも残す工夫

団地らしさを活かしながら、現代のライフスタイルにマッチした設計に仕上げられました♪

■ 団地には、まだまだ“住む価値”がある!
団地はただ古いだけではありません。実は、以下のような団地ならではの魅力があります。

◎ 建物の間隔が広く、陽当たり・風通しが良い
◎ 頑丈な構造で安心な建物も多い
◎ 取得価格やリノベ費用が抑えられる

さらに最近では、団地を購入してリノベし、賃貸に出すビジネスも注目を集めています。空室の増えた団地に新たな価値を生み出す動きが、各地で加速しているのです。

■ 行政も本腰!芦屋市の挑戦
高級住宅地として知られる兵庫県芦屋市でも、市営団地のリノベーションに取り組んでいます。

市営住宅の入居者のうち65歳以上の高齢者が半数以上を占めており、子育て世代の移住促進が課題に。

・毎年3戸ずつ、若い世帯向けにリノベーションを計画実行
・キッチンの向きを変更し、リビングの様子を見守れる設計
・子供が走り回っても階下に音が響かないよう、床下に防音材を設置

行政主導で、「若い世代が住みたくなる団地」への再生が進められています。

■ 空室のまま放置される団地も…
一方、和歌山県の県営団地では、15年前まで入居率90%以上だったものの、現在は80%を下回っています。

老朽化と空室が進行する中、取り壊しの判断がなされる団地も。しかし、長年住み続けた高齢住民にとって、退去の説得は簡単ではありません。

人口が減少し団地の利用者が減り続けるなか、魅力ある建物として「団地をどのように残していくか?」
それは、これからの日本が直面する大きなテーマの一つです。

■ 自由に“理想の部屋”をつくる、これからの団地のカタチ
鶴甲団地のJR六甲駅からバス10分、神戸市灘区の鶴甲団地では新しい試みが話題に。

・賃貸する入居者自身が、一部の床材や壁紙などを入居者が自由に選べる
・イタリア風の石畳、漆喰の壁、眺めの良いベランダなど、「理想が詰まった部屋」で満足度も高いとのこと
・4LDKの108平米という一軒家並の広さにリフォームされたお部屋の賃料は、なんと12万7700円という格安の設定

団地でありながら、自分らしい空間づくりが叶えられる。そんな暮らしに、徐々に共感が集まり始めています。

■ オハナホームでは、地域の空き家再生事業を応援しています!
千葉県を中心に空き家再生事業を推進しているオハナホームでは、古くても価値ある建物に再び命を吹き込み、「想いをつなぎ、笑顔をつくる」住まいづくりを大切にしています。

「団地って古いよね」と思っているあなたへ。
実は“古い”からこそ、その味わいを大切にできる暮らし方があります。
住まいの再生による住宅の魅力に、少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです。

団地のお部屋リノベーション、空き家の売却や利活用について相談したい方は、ぜひお気軽にご連絡ください!

参考動画:

「古い」はもう時代遅れ!あこがれの住まいに生まれ変わる“令和”の団地リノベ【かんさい情報ネット ten./カラフル】

新たな住まいの選択に!空き部屋を活用し進化したリノベーション団地『鶴甲コーポ』 神戸・灘区

カテゴリー: 新着情報 パーマリンク